青学の駅伝
青山学院大学の陸上競技部といえば、駅伝に強いことで知られています。
今をときめく青学は、箱根駅伝で4連覇記録を持つ大学ですが、創部は1918年以降、連続出場はしていたものの、長く不振が続いていました。
転機は原晋監督が就任したことに始まり、メキメキと実力をつけた青学は、箱根駅伝5連覇こそ逃したものの、活躍している部活として入部希望者が後を絶ちません。
指導法に特徴があり、対話重視で、生徒自身の意見を尊重してトレーニングが行なわれています。
人数も多く層が厚いため、これからの活躍も期待できます。
帝京のラグビー
帝京大学のラグビー部も、全国大学選手権の大学日本一を決める決勝戦において、東海大に勝って史上最多の8連覇を成し遂げたことでも話題になりました。
1970年創部された帝京大のラグビー部は、1983年に大学選手権に初出場を果たして以降は、大きな成果も出せず、低迷の時期をさまよいます。
その後元日本大学の岩出監督が就任し、少しずつ改革を経て、今のような最強チームを作り上げることに成功しました。
帝京大ラグビーの強さのヒミツは、肉体強化と体調管理の徹底、コミュニケーション、自己管理、リクルート、そして帝京大の豊富な予算とサポートだと言われています。
ラグビー人気が白熱している今、帝京大ラグビー部は最もホットなチームと言えるでしょう。
流通経済大学のサッカー
流通経済大学のサッカー部は、数々のJリーガーを世に送り出している、大学サッカーチャンピオンにも輝いた強力チームです。
流通経済大学サッカー部の特徴は、サッカーだけできても相手にされないことです。
例えば選手が授業をサボったり、遅刻しようものなら、実力に関係なく速攻レギュラーから外されるそうです。
サッカーに集中し、英才教育を行うのではなく、大学生活を通して培われる人間形成も大切にしています。
選手たちはボランティア活動にも参加し、献血にも年4回行っているそうです。
200名以上いる部員をまとめ、プロを排出しているサッカー部には、そのような厳しさがあったのですね。
サッカーだけが強くてもダメで、それ以外のこともしっかり学べる、それが流通経済大学のサッカー部の強さのヒミツと言えそうです。