3枚の履歴書

志望動機について

アルバイトの面接が苦手で、いつも頭が真っ白になって上手く解答することができないという人も少なくないようです。
アルバイトの面接を、就活のための練習ととらえ、いかに面接をスムーズにクリアするか研究してみましょう。

アルバイトの面接で、必ずと言って聞かれる内容に「志望動機」があります。
「この仕事に応募された理由を教えてください」という類の質問に、あなたはなんと答えますか?
素直に「高時給だから」「大学のすぐ側だから」と回答することは間違いではありませんが、やはり説得力があり、なおかつ好印象を与える回答であるべきです。
「将来やりたい仕事の役に立つと感じたためです」「明るいお店の雰囲気に惹かれました」など、嘘を並べる必要はありませんので、誠実さが伝わるように、丁寧な回答を心がけましょう。

長所・短所について

「あなたの長所・短所は何だと思いますか?」という質問も、アルバイトの面接の定番ですね。
雇い主としては、あなたがちゃんと働ける人材かどうか、協調性はあるかどうか、自己分析はできているか、などの判断材料となる質問です。
「誰とでもすぐ仲良くなれることは長所ですが、少し呑気過ぎるところが短所だと思っています」など。
事務作業なら「コツコツとする仕事が好き」、接客スタッフなら「知らない人でも話しかけることができる」など、希望する業種に合わせて回答を考えることも大切です。

自己PRについて

自己PRについて聞かれたときは、まず自分の長所を伝えてから、その根拠となる過去のエピソードを付け加えることで、具体性が増します。
「私は何事にもコツコツと取り組むことが好きで、目標達成するまで決して諦めないことが長所だと思っています。

苦手な英会話も投げ出さずに続けてきた結果、今では日常生活に困らない程度まで力を伸ばすことができました。
将来的には留学をしたいと考えています。」
これまで何をしてきたか、相手に伝わるように丁寧に答えましょう。

学業との両立について

大学生いうことで、学業とアルバイトとの両立について聞かれる可能性もあります。
「大学の中間や期末テストの時期は、試験勉強に集中するため、お休みさせていただきたいと考えています。」
採用後にどれくらいシフトに入れるのか、また、学業に対する姿勢なども雇用主は見ています。

学業を優先するのはもちろんですが、そこを面接時に強調するのはベターではありません。
逆に、間違っても「学業よりアルバイトが大事」などとは回答しないように!
学生の本文はあくまで勉強ですので、そこはブレないようにお願いします。
相手にどれくらいの休みを希望するかの目安がわかるように回答を考えましょう。